闘病記/吐気とその抑え方 〜マジムカツクんじゃね?〜

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2017.10.23 副作用対策

 

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どうも、シバク・ドワレです。

妻から「真性ドSや、隊長は」との心外な呼称を受けている私。夕餉前の絶妙なる時間にこのコラムをお届けします。

 

仕事が入り延びていましたが、本日入院中2回目の抗がん剤治療、いわゆるケモが始まりました。前回からの期間が短いせいか、注入して2時間程で早くもむかつき、吐気がやってきましたわ。←東・北日本の方々、私はオネエじゃないですよ。関西弁です。

この吐気、私の化学療法にはラーメン定食に於ける白飯のように必ずセットになっており、逃れようがありません。しかし制吐剤が改良進歩して、約10年前に初めて術後補助化学療法を受けた時に比べると幾分かはマシなような気がします。

 

ケモを始める前にイメンドという制吐剤カプセルを必ず飲むのですが、昔はそんなもの無かった。その薬剤は厳重管理されており、当日始める前及び翌朝と翌々朝の都合3回、ナースに飲んだかどうか尋ねられて未服用であればその場で飲まされます。

しかも単独で飲んだ場合、その包みは捨てずに提示しなければならず、ナースは確認したのち署名して持ち帰ります。

てっきり私はその薬効と成分のシビアさにより管理されているのかと思っていました。しかし先ほど入手した情報によると、とてつもなく高価のため、紛失したから「はい、もう一度取ってくる」とは行かないからのようですな。それくらい貴重な薬なのでぞんざいに扱うな、との大人の事情のようです。

それほど医学は進歩するとともに、健康保険の仕組みはアップアップなのが現実なわけですな。私立病院にも監査指導があるのでしょう。恩恵をあずかりまくりの私が言うのもアレですがね。

 

いちばんシンドイのは

さてこの吐き気、薬剤により少なくなったとは言うものの、厄介な副作用です。

個人名は出さないので状況を報告すると、一昨日の未明より同室者に激しい嘔吐が始まり、一昼夜悶絶して吐き続けておられました。どうやら抗がん剤の副作用によりイレウスを発症したようです。

ドクターのなんらかの挿管により一旦収まりましたが、すぐに再開です。他の同室のお年寄りは、もらい吐きしてました。患者当人は(あ、私も患者でしたね)、今朝ベッドのままどこかに搬送されましたから以後の様子は判りません。

 

なんか自慢になりますが、私はすぐ隣でゲロゲロされても特に何も感じません。

悲しい映画や子供が亡くなるシーンを見るともらい泣きする事はありますが、もらい吐きはしないのです。

もともと鈍感力が強大なのに加えて、数々の遭難現場での救助作業や高山病を発症した登山者の介抱などで慣れたのもあると思います。情けは人のためならず、なにが幸いするか判りませんな。

 

吐き気、って呼ぶくらいですから気分転換がいちばん。なに、原因がはっきりしている症状ですから、まったく不安にはなりません。あめちゃんを舐めたり、大好きなカルピスを濃いめにしてぐびぐび飲み倒したり。

あと、病院食にはポン酢をドバッと掛けます。←これ重要

梅干しも良いですね。

 

がんそのものは気合や根性で治るものではありませんが(私は笑えばがんが治る、との論にはあまり賛成しません。泣いてるより笑ってるほうが良いに決まってますが、それを盲信して治療放棄する人がいるからです)、吐き気や倦怠感は精神コントロールでかなり改善されます。

そのコントロール方法は、簡単です。より辛く、よりシンドかった事を想起すれば良いのです。

 

初めて北アルプスを25kg担いで登った。

モンブランのナイフリッジで息が上がりそうになった。

腹を切られて、大腸が半分になった。

離婚して子供と離れた。

家を失った。

失業に近い状況に陥った。

転移後に剱岳の登はんで死にそうだった。

 

そんな事を思い出せば、吐き気くらいどうって事はありません。いや、どうって事ないように思い込んでるだけです。コントロールですから。

それで実際に吐気がなくなる訳ではないのですが、気分的には随分と楽になれます。

 

あ〜、能天気な性分でよかった。めでたしめでたし。

2017.10.23