趣味と職業/成長の過程 〜フォトグラファー、プロへの階段〜

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2018.4.1 振り返り               2018.4.1大川河川敷

 

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どうも、シバク・ドワレです。

 

幼稚園を卒園し小学生になったとき、これで今日から子供扱いされなくなるな。もう、自由に電車を見に行ける。赤ちゃんも終わりだ〜!と喜んだのをおぼろげに覚えています。それはまだまだ漠然とした第一次成長期の入り口、幻だったかもしれません。

 

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が、その鉄道への熱き想いは褪せることなく増幅し続け、四年生の時叔父から譲り受けた小西六のレンジファインダー機でカメラマンの本能が開花し、六年生で親から買い与えられた富士の一眼レフで確固とした現在への潮流が確立しました。

当然ながらどちらもフルマニュアル機です。ピントはもちろん、露出も巻き上げも全部自分でしなければなりません。現像が上がったら真っ白や真っ黒になったネガを見てがっかりした事も多々ありました。

それでも、高価で貴重なフィルムを一本装填する毎に、確実に技術は向上してゆきました。今もアルバムに残る当時の写真を見返すと、それは如実に判ります。時に一人で、また始めて触る親から借りたハーフサイズのカメラを持った友を従えてバスや電車、時にはチャリンコで遠征したものです。

どちらのカメラもシャッターのオイルは切れてしまっており、もうフィルムを装填することもないでしょうが、大事に防湿庫にしまってあります。

 

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鉄道だけではなく、オートバイに興味を持ち出したのもこの頃です。もっともその素晴らしいメカが被写体になる事はなく、もっぱら跨ってアクセルに手をかけてエンジンの回転数を上げ、その排気音と振動に酔いしれていました。

 

時は流れ、中学へと進みます。そうなると、もう完全にいっぱしのオトナ気分でした。既に現役SLは無くなった後ですが、旧式の電機や急行電車・気動車などを追いかけ回したものです。同時に一人旅にも目覚め、遠く上野駅181系「とき」や、急行八甲田などを日がな一日飽きずに撮影したのも良き思い出です。

そんな旅の途中で車窓から見上げた八ヶ岳松本城散策ついでに眺めた常念岳、駅のポスターに掲示されていた槍穂高の秀麗な姿が脳裏に焼き付き、後の山岳部活動に於ける登山へと繋がってゆくのです。

 

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高校へ進学すると、もう完全に成人の思考・行動をしていました。登山に熱中して勉学は疎かになりましたが、カメラを手放す事はありませんでした。

しかし、登山に一眼レフを持って行くのは重量の点からも耐衝撃の点からもはばかられましたので、もっぱら顧問が撮影してくれた人物写真を譲ってもらい、私はプライベートで風景写真にも傾倒して行きました。

 

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大学生になると、名実ともに大人です。

その頃になるとガールフレンドたちをモデルにしてポートレートを撮ったり、自動車やオートバイを足として全国に撮影行脚に出かけたりと、縦横無尽にカメラを使い倒していました。おぼろげながら将来、一生の職としてのフォトグフラファーへの道を志すようになっていたのもこの頃からです。

 

卒業しても、状況変わらず 

その後、スイスやフランスのアルプスを放浪したり後輩の北アルプス合宿へ同行したりで、大学を卒業したにもかかわらず、定職には付きませんでした。7年ほどのスタジオ勤務の後31歳で独立、フリーランスフォトグラファーの身分が現在へと続いています。一般的な社会人は、学校を卒業した後会社員となり、係長や課長、部長となって50代で窓際へ退くか役員への道を進むでしょう。

しかし私は、20代の頃の遊びを今もほぼ変わらずに続けていますし、独立してからは業務での撮影内容もあまり変わりません。つまり、ぜんぜん成長していないわけですな。少しは大人になれたかな、と感じるのはがんに罹患して達観したような気分に浸る時だけです。

 

年代や体力、疾病罹患に応じた遊びというものがあるとしたら、私は間違いなく破天荒でしょう。でも、人生が楽しくて仕方ありません。

これからも、力の続く限りオートバイで大地を踏みしめ、キャンピングカーをしとねにして遊び続けるでしょう。

2018.4.1