雑感/配送のお仕事 〜潰したら、ハイ弁償!〜

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2018.6.2 エッセイ             画像のケーキは本文と無関係です

どうも、シバク・ドワレです。

昔、カメラマンだけでは食えない頃、3トンや2トンのトラックを転がしてケーキ配送のバイトをしていました。

ケーキ屋の従業員ではなく、運送会社から派遣されて有名ケーキ店専属で本店で製造したホールやショートのケーキやクッキーなどを支店に配送して回るのです。

ケーキ屋の朝は早く、若きパティシエの卵たちが午前4時には仕込みを始めます。私のバイト先はかなり遠方で、そのケーキ店まで行く前に先ずはトラックを取りに行かなければなりません。ですので、同じように4時には出社して、1時間ほどかけて現場へ赴いていました。

5時過ぎに本店に到着すると、前夜にケーキ店の従業員が5階建ての各フロアにセットしてくれている各支店向けの生物以外を積み込みます。当然回る順番がありますので五つの支店のルートを考慮して積み込みますが、まだ生ケーキが仕上がっていませんから、そのスペースも考慮しなくてはなりません。

やがて陽も昇り、徐々にケーキが仕上がりますが、若い子たちが作るので捗らない商品もあります。7時半には出ないと支店の開店準備に間に合わないのですが、8時を回る事もしばしば。

本来は開店準備に遅れてもそのケーキ店の従業員の段取りが悪いせいで、私たち委託を受けた外部の業者は無関係なのですが、そこは根が真面目な私のこと。出来るだけ急いで積み込み、ルートも渋滞を避けて手早く回るように心がけていました。

しかしながら、ブツはケーキ。素早く積むつもりが手を滑らせると、ばんじゅう(ケーキを入れるプラスチックのケース)がトラックの荷台底にガツンと落下します。

恐る恐る中を見ると、たいがい三つは潰れています。ああ、やってもた。

優良なる運送会社なら、従業員が破損した器物は社費で弁償するのが筋ですが、そこは弱小ブラック運送屋。自腹で買取です。流石に慣れてくると毎度毎度落とすことはありませんが、慣れて忘れた頃に魔の一瞬が訪れるのです。事故と同じですね。

しかもトラックは普通の保冷車で、エアサスなんぞ付いていません。遅れないようにスピードを上げると、段差で荷台が跳ねます。もちろん派手にやるとばんじゅうが暴れて、これまたケーキ破損。

店の若い子たちの事を思い急いだら、急がなくても責任は無いのに潰すと自腹で弁償。世の理不尽さを痛感しながら、離婚して独り身だった私は、夜食にケーキを食うのでした。

 ハードな仕事の合間には

そんな中でも楽しかったのは、ケーキを店頭販売するガール達との触れ合い。朝はただ挨拶して礼を言われるだけですが、昼からの2便は時間に余裕がありますから、客がいなければたわいも無い話もしていました。

私は草食系男子の筆頭ですが、女性と明るく楽しく語らうのは大好きなんです。お互いに目を見ながら異性と話す。幸か不幸か女性と話す時に緊張した事は産まれてこの方一度もありませんので、とても楽しいひと時です。

 

そんなトラックの運転が、いま乗っている大きなクルマの運転に役立ちます。各種計器や周囲の指差確認、極力アクセルを踏み込まずエンジンブレーキを多用する運転など、無事故にもエコにも良い影響を与えています。

 

もう、あの3時起きで休みがほとんど無い懲役のような生活は無理ですが。

2018.6.2

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