闘病記/がんと筋肉 〜あれば困らず、無ければ立てず〜

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2018.6.10 エッセイ

どうも、シバク・ドワレです。

長いあいだケモ(化学療法)を続けていますので、脂肪が落ちて全身筋肉みたいになってきました。抗がん剤ダイエットですな。お奨めはしませんが。

私はもともと高校生の頃まで、か細いとは言いませんが細身な方でした。体重は高校3年時で57kgだったのを覚えています。最近8kg減量したのにそれでも今より18kgも軽い。そんな大きな荷物を背負って毎日生活しているわけですな。

 

そんなやせっぽちの私が、大学に進学して一回生の時、体育課程としてウエイトトレーニングを選択したのです。主な種目はベンチプレス。

最初は40kg持ち上げるのがやっとでしたが、同級生にライフル射撃部の筋肉モリモリの奴がいて、そいつが60kg挙げるのを見て山岳部の私が負ける訳にはいかん!って事で張り合いました。

体育以外に講義時間の合間にトレーニングルームを借りて切磋琢磨している内に、私も大胸筋と上腕筋などが増強されて行ったのです。体重は65kgくらいまで増量できました。

ウエイトリフティング部のやつは100kgを涼しい顔で挙げていましたが、それは本職なので無視。国体で入賞するような人を輩出しているクラブですからね。それでも1年の終わり頃には、ライフル射撃部の奴を負かすまでに成長できました。

一度付いた筋肉は、ある程度のトレーニングを持続すれば落ちないものですが、まったく使わないと直ぐに衰えて行きます。

だからどうした

なんだ、筋肉バカかよ!と思われるでしょうが、その時のトレーニングが登山での40kg担荷(ボッカ)に役立ち、ひいては現在の闘病にとても有効です。

とにかく入院生活は筋肉を使わないので、普通の人は足や腕が痩せ劣り歩くのも辛そうです。がん病棟では、ポチ(点滴台)を押してトイレに行くのがやっとの人が大半です。

歩くのが辛いと、必然的にベッドで寝て過ごす事が多くなり、すると筋肉が落ちてまたまた歩くのが辛くなり…と、悪循環に陥ります。

健常者が日頃自動車ばかり利用して歩かない、と言った現象とはレベルが違うのです。

私はトイレがいちばん離れた大部屋を充てがわれますから、在宅時よりは歩くような気もしますがしれています。寝たきりの病状ではありませんが、やはりベッドで寝てる事が1日の大部分を占めますので、工夫が必要です。

そこで、ケモとケモの間にはドクターの許可を得て極力外出するようにしています。ウォーキングをしたり、クルマで巨大なホームセンターに行ってウロウロしたり。

しかし、その程度ではやはり足腰は衰えて行くでしょう。そのために、そこは愛馬の1300ccオートバイ、X4 typeLDの登場です。

車体重量約300kg、2人乗りで荷物を積むと450kgにも及ぶ巨体を操ることで、脚の筋肉のみならず腹筋背筋、腕の筋肉まで鍛えることができます。

そう、オートバイはスポーツなのです。

これはその筋力を持続しなければ危険を伴う行動ですから、余りにも入院が長引いた直後や体調が優れない時など、一般常識として無理だと判断した時は大人しく諦めてキャンピングカーの旅に切り替えるか取り止めます。子供みたいに何が何でも決めた事はやらないと嫌だ!と駄々をこねたりはしません。

さすがにひと月も乗らないで丸一日のツーリングから帰ると、翌日には筋肉痛がやってきますが、抗がん剤の副作用に比べれば遥かに幸せな痛みです。

 

なんか初夏の快適な時期にあまり乗れないまま梅雨入りを迎えてしまいましたが、それも運命。

行ける時に楽しむとしましょう。

2018.6.10

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