月に半分寝たきりだとどうなるか/闘病記 〜退化との闘い、制するには忠言を聞き流すのみ〜

スポンサーリンク

スポンサーリンク

f:id:acsekitori:20190117160554j:plain

国道423号線、光の回折 兵庫県多可郡多可町

2019.1.17

どうも、シバク・ドワレです。

冒頭にあたり、24年前の阪神淡路大震災尊い命を落とされた方々に謹んでご冥福をお祈りします。当時神戸駅近くで勤務していた私は、その時はのちに末期がんになるとは思いもよらず、まことに微力ですが復興に尽力していました。

 

さて、現在はスキーから帰り、背筋痛に悶絶しとります。

これは原因がはっきりと判っているので、ただ過ぎ去るのを日にち薬で待つのみ。

 

まず、私がなぜ入院にて化学療法、いわゆる抗がん剤をしているかを説明しましょう。

現在では厚生労働省の指針もあり、軽度のがんに対する化学療法は在宅で外来診療を受けるのが一般的です。それの表向きの理由としては、国の資料に患者のQOL(生活の質)向上が見込めるから、と明記されています。

裏の目的はここでは触れません。お調べください。

 

確かに入院生活、特に大部屋で長期に渡ると様々なストレスが発生します。小は隣人のイビキなどから大問題は直接の会話強要や生活指導などです。

つまり、自宅での近所づき合いでも起こり得る人間関係の憂慮される事象が、薄いカーテン越しに24時間存在する訳です。

 

対して在宅外来受診治療では、1日ケモ室での点滴さえ我慢すれば帰宅して自分の布団で寝る事が可能で、好きな食事を摂れる上に家族とのふれあいにより癒される効果もあります。逆効果の人もいるかもしれませんが。

 

しかし、私のように末期の転移再発がんだと抗がん剤や分子標的薬も多種にわたり、その副作用はまさに神出鬼没でいつどうなるか予測がつきません。

新薬を使って3ヶ月も経てば、ほぼ下痢や吐気、嘔吐などの消化器系副作用は固定されてくるのですが、軽いものでは湿疹や指先のひび割れ、重いと発熱や全身倦怠感、それに伴う脱水や手足の痺れ・麻痺などはいつどうなるかわかりません。

これらは実際に私に起きている副作用の一部です。

 

もうお判りですね。

そう、入院にて化学療法を行うことにより、それらの重篤な副作用の対処を医療従事者に即応してもらえる点が、自宅での快適な暮らしを凌駕するのです。 

 

と言ってもまだ私は終末期ではありませんから、ケモ(化学療法)の合間に一定の間隔で退院しないと、様々な日常の生活に支障を来たしますし、なにより一年365日入院しっぱなしなんて真っ平御免です。

すると、その退院在宅時に副作用が現れる事もあり、消防救急車のお世話になった事も一度ではありません。

 

これらの点により、私は入院でのケモを選択していますが、他人にそれを強要しているのではありません。自画自賛になりますが、長期に渡る入院には強靭な精神力が必要で、寝たきりによる筋力・体力の減衰は避けられません。

 

私は高校生の頃より始めた高度な登山の訓練にてかなり精神力が鍛えられ(破壊され?)、大人数での寝泊まりなど問題になりませんし、入院中も可能な限り許可を得て外出して歩くように心がけています。

それでもやはり高齢者からのわがまま攻撃などでストレスは日々増大し、あまりに酷い人がいる場合はナースにクレームを上申するなど、オトナとしての常軌を逸した行動をしているのを後で反省したりします。

それほど、入院生活は不動心を破壊するものなのでしょう。

 

筋力に関しても、この治療を始めた四年半前の転移発見時に比べると、明らかに低下しています。

その治療途中である一昨年に、一念発起して大型自動二輪免許を取得して1300ccの超重量級オートバイを購入したのも、その脚力低下に少しでも抗うためであり、効果はあります。

本来なら登山に戻り、一定の周期で登ればもっと脚力体力は増大するのでしょうが、人里離れた深山幽谷に入るにはまだ勇気が足らないのと、この状況で遭難した場合のあまりの自覚のなさに社会人失格になるのを避けているのです。

オートバイと違って山での遭難救助では、多数の関係者の尽力と多額の費用を伴いますので。

下へ続く

これらの結果

f:id:acsekitori:20190117160951j:plain

兵庫県ハチ高原スキー場 中央ゲレンデ

昨日まで二泊三日で行った、隣県でのスキー。

ファミリーや中級者向けのゲレンデですので、大過なく帰宅する事ができました。

 

しかし、筋肉痛と腰痛発生。

スキー直後には、宿であるキャンピングカー・ロケバンの目前にあるトイレにて、嘔吐までするほど腹痛/背部痛に苦しみました。一度に動きすぎたのでしょう。

帰途にも途中にある道の駅で昼寝しながらできるだけ腰の負担を減らし、安全運転に留意しました。腰痛に関しては、椎間板ヘルニアと腰部脊柱管狭窄症の持病持ちですので、負担をかけすぎたのかもしれません。

 

これらに反省点は多いのですが、なんとか人様に迷惑をかける事態は避ける事ができました。しかし、紙一重で事故を逃れただけで、やはり準備不足・トレーニング不足は否めず。

もっと歩いて鍛錬し、上体に関しても治療に影響を及ぼさない範囲で、背筋や腹筋を鍛えないとスキーに行く資格が無いのかもしれませんね。雪質が悪い中でも、極力スピードを抑えるためターンを多用したのですが、極端に斜度が変わった場面などでは抑えが効かず多少暴走気味だったかもしれませんので。

 

これは私の闘病の一面であり、これだけで全てを論じるつもりはありません。

しかし、ただベッドで寝るだけでは筋肉はもちろん、内臓も精神も衰えるのは火を見るより明らかです。

 

がん患者の中には、自分の辛さを押して社会貢献に生きがいを見出す方もおられるでしょうが、私にはそのような崇高な精神はありません。

自分と妻にとってなにが幸せで、何が楽しいか。

それを追い求めて遊び続けたいと思います。

2019.1.17

 

 

ご閲覧ありがとうございました。よろしければ他の記事も覗いて行ってくださいね。

スポンサーリンク