連載:四年前のフルムーン旅3-3(四日目朝〜五日目帰阪・静岡県〜香川県〜鹿児島県〜大阪府)/鉄道旅 〜我々の行く先に未来は輝き〜

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熊本県 SL人吉



2015.6月の思い出

どうも、シバク・ドワレです。

四年前のフルムーンパス旅の最終話です。

 

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12.東京〜高松 サンライズ瀬戸

旅も四日目を迎えて、母の生家があるうどん県高松市に到着したサンライズ

この後親戚に挨拶することもなく、駅の立ち食いうどんを食べたのみで直ぐに四国を離れることになります。

 

それならば、何故サンライズを岡山で降りないのか?

終点高松まで乗ったほうがゆっくり寝られるからです。またこれで四国にも足を踏み入れた事になり、四島制覇による「日本縦断」から「日本一周」への昇華も勝ち得る、と当時考えていました。

 

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13.高松〜岡山 快速マリンライナー

もう瀬戸大橋が開通して、30年以上経ちますね。

青函トンネルとほぼ同時に開通して、日本全国が鉄道で結ばれた時には狂喜乱舞したものですが、今や当たり前の存在に。

高速道路網の発展はマイカー愛好家としては喜ぶべきことですが、やはり鉄道の安心感は格別です。

吹雪・豪雨・猛暑。。。

自然の猛威に対して道路はあまりに脆弱です。

自分で運転する辛さはもちろん、高速バスに乗っていても常に事故や悪天候での渋滞や運行停止を念頭に置かなければなりませんが、鉄道では余程のことがない限りそれらの心配は要りません。

 

北海道や本州過疎地域ではJRの廃線が相次ぎ、四国や九州では赤字による列車の減便が顕著です。

代わりに高速道路の建設が盛んですが、鉄道への根本的な助成など政府には再考を促したいものです。道路族議員だけ潤うような政策は、国民を向いているのでしょうか。

 

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14.岡山〜小倉 山陽新幹線さくら

このきっぷでは最速列車であるのぞみとみずほには乗車できませんので、九州新幹線乗り入れでひかり号扱いのさくらのグリーンを指定しました。

当初は鹿児島中央まで直通で乗り通す予定でしたが、この朝に急遽思いついて小倉で下車し、別府温泉に浸かったあと熊本までの九州を横断する特急にて阿蘇を通る計画に変更。

 

サンライズでは個室寝台ではなかったので熟睡していないのか、ここでも新幹線は睡眠場所へ。車窓もトンネルばかりでつまらないですしね。

 

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15.小倉〜別府 特急ソニック

このきっぷの良い点は、乗車前なら自由に指定席を変更できる点です。

ソニックの振り子車両で左右に傾きながら、ついにはるばるUSAまで来ました。車内もアメリカに合わせてミッキーマウスのようなシートです、と親父ギャグを一発。

 

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別府駅前高等温泉

ここ別府を訪れると、竹瓦温泉とともに高頻度で浸かる外湯。

いずれも入浴料は¥100と、貧乏旅人には優しい限りです。せっかくの別府ですが、うまい魚などは口にせず。ひたすら乗り鉄を貫き通しましょう。

 

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16.別府〜熊本 九州横断特急

火の国九州のJR九州シンボルカラーである、真っ赤な特急列車。

ネーミングはそのまんまの九州横断特急ってところに非凡なセンスを感じます。これが「阿蘇」や「肥後」などだと、集客にも影響したかもしれません。

国鉄時代の旧国名の列車名称は大好きなのですが、それはレトロ風ではなく本当の国鉄型車両にしか似合わないと言えば言い過ぎでしょうか。

 

あいにくこの日は雨天で、阿蘇山系は濃いガスの中で何にも見えませんでした。JR九州の特急にはグリーン車非連結列車が多いのですが、意匠を凝らしたウッディなシートや内装のおかげで、さして必要を感じさせません。この辺りはデザイナーの面目躍如なんでしょう。

人間工学が機械にとっていかに重要かを物語る一コマです。

 

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17.熊本〜鹿児島中央 九州新幹線つばめ

九州新幹線のローカル各停である、つばめにて鹿児島を目指します。

博多までつながる前は、新八代から鹿児島中央まで独立した新幹線でした。沿線住民にとっては少しの区間でも早期開通したほうが便利なのでしょうが、遠く離れた大阪に住む者にはあまり利点がなく、利用することはありませんでした。

今は新大阪から鹿児島中央まで直通でたった4時間で行けるのですから、寝台特急で14時間もかかっていた少年の頃からすると違う国の出来事のようです。

 

熊本から鹿児島ならあっという間に到着。二日ぶりのビジネスホテルで背中を伸ばすことにします。

 

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黒豚とんかつ

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薩摩黒豚しゃぶしゃぶ

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きびなご他盛り合わせ

駅前にあるビジホで汗を流したあと、早速近くの飲食店街へ繰り出しました。

最繁華街の天文館通ではなく、駅前です。

ここも札幌同様、JR(国鉄)駅と繁華街が離れていますね。都市の規模は札幌とは比較になりませんが、地方都市好きな私にはここくらいがちょうど良いようです。

冬以外に札幌を訪れても、東京や名古屋との差異を見出すのに苦労しますので。

 

別府で食べ損ねた海の幸と、鹿児島ならではの黒豚を堪能してホテルに帰ると、さすがにコロッと寝てしまいました。

 

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18.鹿児島中央〜隼人 特急きりしま

いよいよこの変な旅もラストスパート、最終日です。

鹿児島と宮崎を結んでいる特急きりしまで人吉方面を目指しますが、途中には優等列車が走っていない区間も含まれており、鈍行にも乗ることができます。

 

この特急きりしまの783系はJR九州にしては地味で、あまり特徴がありません。

しかしグリーン席は上質で、どちらかと言えば本州の特急に近いですね。

 

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19.隼人〜吉松 普通列車

この大好きなキハ40系普通列車

貧乏性な私は新幹線などのグリーン席乗り放題のフルムーンパスで乗るのはもったいような気もしましたが、たまにはこのような純然たるローカル列車にも乗っておかないと、いつ車両が更新されてしまうかわかりません。

この国鉄気動車はまだ全国に無数に存在しますのですぐになくなってしまうことはないのですが、見かけるたびに撮影しておかないとね。

 

このように窓を開けて向かい合わせで弁当を食べられるような車両は、本当に貴重な存在になってしまいました。

昭和万歳!

 

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20.吉松〜人吉 特急しんぺい

この観光列車、いさぶろう・しんぺい。

鹿児島出身の名士から取られた列車名は判るのですが、時刻表にはしんぺいといさぶろうに分かれて掲載されています。おそらくどこかで分割・併合をくりかえしながら走るのでこのような複合名称になっているのでしょう。
もう忘れてしまったのですが、我々が乗車した区間ではしんぺいになっていますのでそれを記しました。

 

内部は、最近では大阪梅田と京都河原町を結ぶ阪急電車の観光特急にも採用されている、木製のボックスシート

リクライニングはしませんし、堅い座席ですがこの純和風なシチュエーションがそんなことを気にさせません。旧型の気動車を改造して再利用されているリサイクル列車ですが沿線の風景とも実にマッチしており、ほんわかする列車でした。スピードを追求する本州系とは対極にありますね。

 

二番目の画像は線路に降りているように見えますが、行き止まりのホーム末端からの撮影です。バカッターではありませんので。

下へ続く

なんやかんやと楽しみは多く 

 

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21.人吉〜熊本 SL人吉

さあ、この旅の最後の目玉であるSL列車に乗車します。
蒸気機関車は撮るのも大好きなんですが、乗っても格別のワクワク感がありますね。

この人吉号は各客車ごとに違う意匠で製作されており、選ぶ楽しみもプラスされます。最後部の展望室は自由に出入りできるのですが、この日は高齢者がずっと独占して足を上に投げ出しており、行儀の悪さを遺憾なく発揮していました。子供が見てますよ。

 

途中で長時間停車して蒸気機関車の展示館を見学する時間もあり、アニメの夏目友人帳の聖地でもある大畑駅では、地元のご婦人たちが盛大に歓送迎をしてくれます。

JR職員であるビュッフェのレディや車掌はもちろん、地元を挙げて歓迎ムードが溢れており、とても心地良い空間でした。

 

特筆すべきは、まるで隠れミッキーのように突然くまモンが現れることで、客車の一部に座っていたり、何気なく車窓を見ていたら並走する乗用車の後部座席から実物大のくまモンが身を乗り出して手を振ってくれたりと、まるでくまモンテーマパーク。

これは大井川鐵道やまぐち号には無い試みで、よろしいのではないでしょうか。子供達も大喜びでした。

 

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22.熊本〜新大阪 九州・山陽新幹線さくら

画像がいささか尻切れとんぼですが、いよいよ最後の列車さくら号で帰阪します。

五日間で述べ80時間以上も連続して列車に揺られてお尻が割れてしまった妻も、もうあきらめ顔でやれやれモード。

新幹線には否定的な私ですが、やはりこのスピードは至上の便利さを提供してくれます。新幹線無しではこの五日間弾丸日本一周は成し遂げられなかったでしょう。

 

これならいっそのこと生きているうちに北海道新幹線札幌までと、北陸新幹線金沢から新大阪までの延伸を見届けて乗ってみたいものです。

構想では和歌山から徳島と香川・愛媛を通って大分を結ぶ四国新幹線や、京都から日本海沿岸部を貫通する山陰新幹線などもありますが、そんなものは私が生きているうちはまずムリでしょう。

秋田や山形など、東京をベースにした新幹線はとっくに開通していますが、やはり大阪を含む関西、西日本は中央政府にとっては単なる田舎なのでしょう。

首都圏に日本の人口と主要機関が集中しているのでそうなるのは判りますが、西日本にも予算の配分を高めてもらえることを願って止みません。

 

長い長い駄文と多すぎる画像にお付き合いいただき、まことにありがとうございました。

またいつの日か、今度は7日間か12日コースで挑戦し、更に見果てぬ鉄道への夢と想いを叶えてみたいと思っています。

2019.1.21記

 

 

ご閲覧ありがとうございました。よろしければ他の記事も覗いて行ってくださいね。

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