在宅での副作用その後/闘病記 〜人体の摩訶不思議さよ〜

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2019.3.14 化学療法副作用

どうも、シバク・ドワレです。

先日、退院後に自宅にて指先が切れたり爪が剥がれてきたりする副作用の事を書きました。

 

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その記事から約一週間経過した現在、その剥がれた爪の下の皮膚が硬くなり、爪も白く通常の伸び方をしてくれました。まだ多少の痛みは伴いますが、日常生活に不便は無いレベルまで回復したのです。

 

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こちらは、両手の親指の先っぽにできるひび割れと言うか切れ込みと言うか、赤切れの酷いやつです。

まるでナイフで切ったみたいにザクッと切れて出血を伴い、とにかく痛い症状。

割れるところは決まっており、分子標的薬のアービタックスを投与されてから三日後くらいに発症し、一週間後くらいがピーク。

ピーク時にはコップなどの食器を持っても痛いし、着衣脱衣も一苦労。

メガネを外そうとして指が当たっても、痛いと思わず声に出ます。それがドアノブやふすまの開けるとこに指先が当たろうもんなら、この世の終わりかくらいの絶望感を一瞬だけ味わうことができます♫←どんだけドMやねん

 

これも人体の七不思議ですが、業務でカメラを構えた時には痛く無いのですよ。

おそらくターゲットに集中してるのと、仕事なので気合が入っているから痛みを止める脳内麻薬が通常より多く分泌されるのだと思います。

 

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しかし一難去ってまた一難。

新たに右手中指と人差し指に、亀裂が発生して痛み出しました。まだまだ卵ですが、痛みの進行具合から亀裂は大きくなることが容易に予想できます。

しゃあないですな、のんびり付き合っていかな。

 

 

私の現在に於ける化学療法のサイクルは、入院初日に抗がん剤のフォルフィリ療法+分子標的薬のアービタックスを両方投与。

アービタックスは4時間ほどで終了しますが、フォルフィリ療法のうちの1薬剤、イリノテカンは投与開始から終了まで、40時間前後を要します。

その1週後に、今度は分子標的薬アービタックスのみ投与。

これが1クールです。

ですので、2クール3クールと続く場合、毎週一回の化学療法が延々と続く訳であり、先ほどの指に出る症状も休む間がありません。

これではさすがに身体も精神もやられてしまいますので、製薬会社のレシピに反して、私自身の判断で2クールを入院期間として、終われば退院しています。

 

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上の画像は、最初の爪剥がれの回復と同時に撮影したものですが、ひび割れの周囲が硬くなり触ってもあまり痛くなくなりました。

これが休薬期間の効能です。

人類、いや宇宙人なのか妖怪なのかクマなのか解りませんが、とにかく上手くできているもんですな。痛みが長引けば精神を病むので、そうなる前に細胞を劣化させてまでも痛みを防ぐ。

これは私が特殊能力を持っているのではなく、まだ末期がん患者にしては若い(55歳)からであり、特に私は回復力が強く、代謝が活発なおかげだそうです。あ、特殊能力か。

下へ続く

若者と老人

人間や動植物、生きとし生けるもの総ては、日々細胞を作っては古い細胞を殺して成長します。これを代謝と呼びますよね。

やがてその代謝機能が停滞し、新たな細胞は作りにくい体になる。それを老化と呼ぶわけです。

シワやシミができたら、若い頃なら食物や薬品、運動などで取れていたものが、何をしてもとれなくなる。身長など伸びるどころか、日々縮んで行く。頭髪なんか、別れも告げずに去って行くものと、ヒゲが濃い男性の悩みは永遠に不滅です。

それらは誰にも起こる当たり前の現象で、だから私は常日頃からこのブログにて、相応な年齢なのにおばあさんやおじいさんと呼ばれるのを忌み嫌う人のことを軽蔑しているのです。

 

その新しい細胞を作る能力が低下した高齢者にも、特権があります。

がんに罹った後、その悪性腫瘍に関しても、代謝が良く無いので成長しにくいのです。

これが罹患した年齢が若いほど、健康細胞同様にがん細胞も活発に動いていますので、悪性腫瘍となって他の臓器に転移しやすいのです。

 

ところが、私は原発罹患年齢が42歳と、平均よりは随分若く発症し、御多分に洩れず四年ごとに肝臓→腹部大動脈周囲リンパ節→肺、と順調に転移再発を繰り返しています。

がんは若いほど進行が早い、っちゅうやつですな。

しかし先述のように、回復力と代謝が一般的人類よりも強めに設定されているので、いつまで経っても青年期を終えないのです。

つまり私は、いまだに精神的にも肉体的にも成長期なわけですな。

 

道理で私は子供っぽいことばかりしていると思った貴方、人生に遊び心は絶対必要なエキス。

貴方は遊んでますか?

2019.3.14

 

ご閲覧ありがとうございました。よろしければ他の記事も覗いて行ってくださいね。 自作キャンピングカーと大型オートバイを中心に、夫婦での旅記録が主な内容です。

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