オペ・胸の点滴用ポート摘出術/闘病記 〜ザクッと切って、スポッと取れば快適に〜

スポンサーリンク

スポンサーリンク

f:id:acsekitori:20190528100850j:image

2019.5.28 雑記

どうも、シバク・ドワレです。

今日は、簡単なオペを受けました。

実は2年ほど前に、右胸に入れていた抗がん剤点滴用のポート近辺から抗がん剤が漏れ出して、そのポートが使えなくなっていたのです。

直ぐに左胸に新しいポートを入れる処置をしてもらい、その後は左のを使用して右胸ポートは放置状態でした。

 

抗がん剤が皮膚下に漏れ出すと、酷い時は細胞の壊死が起こり、軽くても周囲の組織が結節化して硬くなり、可動範囲が狭まるなどの後遺障害が残ります。

私の右胸、腕の付け根辺りにも結節が生じてかなり長い間痛みも伴っていたのですが、持ち前の根性で乗り切ってオートバイライディングなどのリハビリの効果か、結節もほぼ無くなりました。可動範囲障害はありませんでしたから、運転に支障は無かったのです。

 

それで、ボチボチ取ってもええんちゃうの?と思い自己申告した結果、ようやく摘出術を受ける事になりました。

オペと言っても局所麻酔のごく簡単なもの。

12年くらい前に受けた、原発である上行結腸がん摘出のための53ホッチキスの開腹結腸切断に比べたら、屁ぇみたいなモンです。

あの時はさすがに術後の痛みは相当なもので、この世の終わり絶望感をたっぷりと味わう事となりました。

 

www.alpineclubsekitori.club

 

下へ続く

軽い痛みは伴うが

さて、さきほどのカンタンなオペの模様。

午前9時からの開始予定ですので、朝は絶食。

いつも朝メシは食べたり食べなんだりなので、別に苦痛ではありません。

 

私は妖怪ですし、変態なので術前の緊張は無いのですが、同じようなポート埋め込み術を受ける人の中には、前日からやたらテンションが上がってナースに何度も何度も同じように、

「痛くないよね?簡単に終わるよね?」

と繰り返し訊きまくる患者もいます。

そのような人の事をバカにしてるのでは無いですし、自分が豪傑だと自慢しているのでもないですよ。

ただ痛みに対する恐怖は、人それぞれなんやなぁ、と思うだけです。

 

予定より少し早めに、下に降りろと呼び出しがありました。

大手術ではありませんので、もちろん車椅子やベッド移動ではなくセルフウォーキングです。

ストレッチなどをしつつ、オペ場までのエレベーターを待ちながらステーションに居る馴染みのナース達と雑談。

てか、もうこの病院も二年半入退院していますから、知らないナースなど居ませんが。

みな、爽やかに声掛けをしてくれて、私もまるでスタッフのように受け応えします。

「いってらっしゃ〜〜い🎵」

その一声が、患者を柔らかくしてくれる。

 

さて、一応オペなので、病棟の担当ナースに連れられてB1のオペ場へやってきました。

ここからは冷静沈着なるオペナースに交代です。鉄の仮面を被った彼女たち、果たして実生活では柔和な表情を家族には見せるのでしょうか。

そんな事はどうでも良く、まな板の鯉になりましょう。

 

先ずは右胸のポートの先に、心臓近くまで繋がっているカテーテルの状態画像をレントゲン撮影します。

そして執刀医が登場して、顔にファサッと布を被されて、

「麻酔しますよ〜」

の一言が。

 

毎度まいど、全麻でも局麻でも、オペでいちばん痛いのはこの最初の麻酔注射です。

私は月に数回してもらう採血や点滴用挿針の注射はまったくイヤでは無いのですが、この麻酔注射は嫌いです。

もし好きな人がいるとしたら、相当な真性どMでしょう。

 

チクッ、ピリピリ、ジーンとした連続性疼痛に耐えたら、直ぐになんだかモゾモゾと斬られている感覚が。

「痛く無いかな?」

とドクターに訊ねられますが、既に皮膚感覚はありませんから当然痛みは感じません。 

粛々と作業は進みますが、顔に布を被されているので見えません。

 

しかし。

カチャカチャとメスや鉗子の音はリアルに耳の直ぐ横で聴こえます。

 

このあたりは好き嫌い分かれるところです。

私は、作業の進展具合が頭の中で確認できるので、好きです。ドクターの息遣いを感じる、職人の現場に立ち会える幸福感も好いですね。

 

しばらくは発言を控えていたのですが、もう耐えられずに取材開始。

ちょうど表面の切開から時間が進み、少し痛みを感じ出した頃です。

「センセ、これ挿れてから四年は経つけど、癒着してますか?」

「そやな、身体の一部になってるわ」

「やっぱり!ほんなら取りにくい?」

「多少はな。それよりも、自分で埋めたんと違うから、どこで止めたか判らんのがイヤやな」

 

などのやり取りをしながら、痛みを感じ出したと告げると、それは身体の奥にメスが進んだからだそう。

でも、大した痛みではありません。

キリキリっとした、真綿で首を絞めるような痛みです。

 

癒着が大きいのでカテーテルスペシャリストの執刀医にしては手こずりましたが、程なくしてオペ終了。

術後の縫合部の痛みを訊いたら、私は既に他の背中痛や胸椎痛などで処方されているロキソニンを始めとする多数の鎮痛剤の効果で、ほとんど痛まないだろうとの所見。

ああ、良かった。

ビビリなもんで。

 

局所麻酔とは言え麻酔薬を使用しているので車椅子で病室に連れて帰ってもらい、無事に終了。

お疲れ様でした!

2019.5.28

 

ご閲覧ありがとうございました。よろしければ他の記事も覗いて行ってくださいね。 自作キャンピングカーと大型オートバイを中心に、夫婦での旅記録が主な内容です。

スポンサーリンク