車載発電機 と 車中泊の電気対策 / グッズ紹介 〜騒音に気づかぬようならこの身の終わり〜

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2019.7.12 機材案内

どうも、シバク・ドワレです。

私の昔からの無二の親友、ヤマハのハツハツ(ガソリン燃料発動機式発電機)を改めて紹介します。そう、いつも一緒に行動する訳ではないけど、いざという時に頼りになる素敵な友だちなんです。

形式はYAMAHA EF9HiS(一般的にカタログに出てくるEF900iSと同等品・ホームセンター向け)で、最大出力900Wの小ぶりかつ軽量なヤツです。

 

 

あまりに可愛いので、盗難対策としてワイヤーキーをホイールやバンパーなどにに通してロックしています。

 

同じヤマハやホンダからも、信頼性の高い1600Wのモノも販売されており、家庭用エアコンや電子レンジを快適に動作させるにはそちらが適しています。

しかしあまりにも巨大で重たいので、私のバンコンバージョン・キャンピングカーであるロケバンには分不相応であり、選択肢から外しました。

 

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用途としては、最も重要なこととして、サブバッテリーへの充電が挙げられます。

過去記事で再三述べていますが、私はマンション6階暮らしであり、自宅での充電が困難なのです。

RVパークやAC100V付きオートキャンプ場で充電する手もありますが、経費がかさむのと寝泊まりの場所が限られるデメリットがあります。長旅で余裕があれば立ち寄ることも可能ですが、2泊や3泊程度なら、やはり目的の遊びに近い停泊地を選びたいですからね。

主に高速道路のSAPAで使いますが、NEXCOさんには悪いですが、そのためだけにパーキングを挟んだ一区間だけを利用することも多々有ります。

ソーラーパネルも装備していますが、巨大なブツではありませんので、悪天続きだと効果を発揮できません。

 

後の用途は、サブバッテリーに負担をかけることなくテレビやオーディオを楽しんだり、常に必要な照明を灯したり。もちろん、iPhoneiPad AiriPodApple三兄弟と、その実父であるMacBook Airの充電にも欠かせません。

 

似たような発電機には中国製などの安価なものも多数出回っていますが、耐久性と発火などに対する信頼性から、国産をお勧めします。

発電機には、業務用で照明専用などに用途が限られる物と、車載用や災害用などの正弦波インバータ内蔵のものがあります。

 

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デジタル一眼レフのバッテリー充電や、パソコンやオーディオなどの精密機械を使用するなら、値段に騙されず、必ずこの信頼の高い正弦波インバータ付きの物にして下さい。

機械によっては、擬似正弦波だと故障の原因となります。

 

DC12VをAC100Vに変換するインバータも、電化製品を使用するなら正弦波のもの一択です。しかしサブバッテリーの容量が足りないからハツハツを使っている紹介ですから、ここでは触れません。

 

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私はオートバイ同様、ホンダとヤマハでかなり長い間レポートを研究したりして比べましたが、このヤマハに付いているエコノミー(静音)モードが決定打となり、選択しました。

 

画像にある、エコノミースイッチってやつです。

スイッチのオンオフで、最大900W程度の高出力までのフル機能と、300W程度までに抑える低出力モードに切り替えることが可能です。

ホンダのほうのは、少しですがうるさいようですし、燃費も比べると悪いみたい。

 

燃費は、車のように1Lで何km走るとかの指針は表せません。

レギュラーガソリンが満タンで2リットル程入るタンクが内蔵されていますが、エコノミーモードにすれば夕方から朝まで、つまり12時間程度は充分持ちます。使う電化製品にもよりますが、東芝REGZA22インチ(電力消費量56W)を寝るときに消して、充電関係だけにしていれば、出発までいつまでも止まる気配すらありません。

この辺りは一定のエンジン回転をするのではなく、電力消費とエンジン回転数が比例しているようです。素晴らしい機能です。安価なものだと、おそらくその辺りに差が出てくるかと思慮されます。

 

夕食が終わって、さあくつろぎタイム。

その後、深夜になりサブバッテリーへの充電は継続しながらも、もう寝ようかな、って時にガス欠して補充するほどめんどくさい事はありません。

 

本来は名前が示すように低燃費にするための機能ですが、それに伴う嬉しい副産物として、静音になります。この静音(低出力)モードは本当に静かで、近くでディーゼル車がアイドリングしていたら紛れて聞こえないくらいです。

しかし、キャンプ場はもちろんのこと、道の駅ではトラックやヤン車などの排気音の有る無しに関わらず、私は使用しません。民家が隠れて見えない位置に存在する可能性がありますし、まあ全国を通じて夜半は店舗営業が無く、静かだからです。

この排気音の大小は、車中泊にて発電機を使うにあたってはとても重要な要素です。ガソリンを1リットル多めに消費したって大したことありませんが、騒音で迷惑はかけたく無い。

その点からは、昔流行った2サイクルの小電力発電機や、カセットボンベを使用するタイプのものなど、パパん!パパパン!とこの上なくうるさくて、とても人がいるところで使えたもんではありません。

 

このエコノミーモードには、もう一つの優れている点があります。

モーターが付いているような家電、例えば家庭用冷蔵庫などを作動させるときには最初に電源をオンにすると、起動電流と呼ばれる大電流が流れて、それが冷蔵庫のサーモスタットの働きに依り温度を一定に保つために結構な頻度でオンオフを繰り返します。

おうちの冷蔵庫も、昔のやつはインバータなどありませんでしたから、時々ブルブルっと震えてましたよね。アレです。

 

その時に、一時的ではありますが300Wを超える電流を必要とするのですが、瞬時に発電機側で判断して通常(高出力)モードに切り替わり、必要無くなれば元のエコノミーモードに戻ります。

これは地味ではありますが、いちいち車外に出てスイッチの切り替えをしなくて済みますので、非常に役立つ機能です。

 

ネガティブな面としては、防水ではありませんから、雨天だと使えない点でしょうか。

最初から悪天が判っている時は、高速道路に乗らずに道の駅で寝るので良いのですが、天気予報は抜群で晴れているからハツハツを焚いたのに、急な天候不順がスポット的に発生した場合は、カッパを着込んで車内へと収納しなければなりません。

しかしエンジン停止直後は熱い上にまだ残留排気ガスも出ますので、しばらくクールダウンしてから持ち込まないとなりません。

 

それがゲリラ豪雨なら、私に傘は差さず、大事な親友のハツハツに傘をかけて守ってやります。う〜ん、我ながらオトコやな!

濡れて壊れたら修理費高く付くからね。

多少のにわか雨がかかったくらいでは、青いプラカバーがありますから大丈夫ですよ、御心配なく。

 

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あとは、運転100時間ごと程度に、エンジンオイル交換が必要で、それを怠ると寿命が縮まります。

エンジンプラグの交換も適宜必要ですね。この辺りは内燃機関ですから、オートバイや四輪と同じです。私はマイエンジンボートを所有していましたから、100ccくらいまでの船外機や発電機のメンテナンスには慣れている方です。

 

必ず運転後にしたほうが良いのが、タンクからのホースとキャブ内のガソリンを燃焼し尽くしてから仕舞うこと。

できればタンク内のガソリンも空にしたほうが、車載しますので安全ですし、キャブへのラインに残存燃料が生じるのを防げます。

 

なぜキャブなどにガソリンが残るといけないのか?

最近、いやけっこう昔から四輪も二輪もキャブレターが無くなり、電子噴射式に代わりましたので、キャブ自体を知らない人もいるでしょう。

答えは、ズバリ残存燃料が揮発して減って行くと、カーボンや煤などがパイプや室壁にへばり付き、まともな爆発ができにくくなるからです。

いわゆる高脂血症、血管にコレステロールが蓄積して細くなり、ひいては心筋梗塞を起こしてエンジンが始動不可になるからです。

 

そのため、タンクをガス欠に追いやるまでエンジンを掛け続けたままならそのままでもよいのですが、移動のためや夜間の防犯のためなどでガソリンを使い切らずにエンジンを停止する時は、まずはタンクのガソリン注入口の蓋に付いているバルブを締めます。

次にヤマハの場合フロントパネルに存在する燃料コックをオフにして、そのままエンジンが自然に止まるまで掛け続けます。もう忘れましたが、ホンダの大ヒット作のEU9iには、燃料コックが無かったのもヤマハを選択した大きな理由でした。今は付いてるんかな?

 

そうすることにより残存燃料は綺麗に燃やし尽くされていますから、心配要りません。

こうやって文章にすると長く感じますが、燃料コックを閉めてから3〜4分で止まります。その間に、寝る前なら歯磨き洗面などをすれば、ちょうどよい塩梅で収納できます。

朝なら部屋の整理と身仕度ができますね。

下へ続く

知ってて損はないと思います。酒のネタに。

蛇足で本文とは無関係ですが、予備知識として。

この作業を海用ボートの船外機で行うとしたら、スクリューが付いているシャフトの上まで漬けることのできる巨大ポリバケツを用意して水道水を浸し、そこに着けながらエンジン停止を待たなくてはなりません。

何故なら、船外機は海水をスクリューを回す動力を用いて吸い上げて、シリンダーに注水してエンジンを冷やしている水冷エンジンなので、海から上がってそのままで放置すると、ルートに塩が詰まってゴアゴアになり、海水が汲めなくなってオーバーヒートしてもうかからなくなるからです。

山奥のオートバイエンストも怖いですが、大海原で岸から離れているときにエンジンがかからないときの恐怖はかなりのものです。

この事後メンテは、ハツハツと違って、大変な作業でした。船長、キャプテンの仕事は多いのです。オンナを口説くだけが仕事ではありません。

 

どうですか?

 

機材紹介でコマーシャルなのに、ずいぶんとめんどくさくてたいそうな取り扱いであることを書きましたね。しかし、なんのグッズでもそうですが、売らんかなと思うばかりにメリットだけを紹介する記事は、私は信用していません。

何が良くて、どこが不都合なのか。

できたら、使ってもらう人に納得して買ってもらいたいと思うからなんです。

 

やっぱり発電機なんか不要ですか?

私も、日頃のロングキャラバンに於いて、使うのは平均2割程度の頻度です。10日旅をしたら、多くて2〜3回かな、使うのは。

 

しかし、南海トラフ地震を筆頭とする大災害による停電や避難生活に備えて、ロケバンと燃料さえあれば夫婦二人が生き延びるライフラインと食糧・水の備蓄はしてあります。

その一環としての、発電機と水洗トイレの積載なんですよ。発電機は学校のグラウンドでは可動できませんが、少し離れた公園の駐車場なら大丈夫です。

あくまでも有事の際にしか民家がありそうな所では使いませんが、そのような時のために、静音モード付きの機種にしました。

 

ああ、一生、遊びだけで使えますように。

2019.7.12

 

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