カメラマン報酬の現状/仕事 〜せっせと働き動くから、旅していられる〜

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2019.8.26 お仕事の対価

どうも、シバク・ドワレです。

今日の記事を上げることは、ある意味反社会的行為かもしれません。

と、いきなり物騒な発言ですが、ヘイトや国防に関する話題ではなく、極めて私的な問題です。カメラマンの報酬になど興味がある人の方が少ないでしょうが、他のカメラマンの迷惑になるかもしれませんからね。

その理由により、あまりにも赤裸々に事実を公表するのは避けます。おおよそのところ、って感じかな。

 

本題に入る前に、まずは私がいかにして日頃の生活を営んでいるかを説明しますと。

常に報告している通り、月の半分は入院による化学療法での治療に充てています。

入院費用や実際の治療費は、国民健康保険適用の標準治療のみを選択していますので、月に一定の高額医療費限度額申請を行っており、認可されています。ですので青天井に治療費がかさむ事はなく、一定の金額で打ち止めになります。

その金額は年収などにより大きく変動しますので、詳しく知りたい方は該当機関の公式HPをご覧ください。

各種医療保険にも加入しており、治療費の心配はあまりしていません。

 

そして残りの半月が、退院期間になります。

私はフリーランスのフォトグラファーとして25年に渡り生計を営んでいますから、サラリーマンのように何曜日が出勤で休みはいついつ、などとは無縁です。

仕事があれば働きますし、無い日は働かない。それだけなんです。

自宅を事務所とするSOHOでもありますから、在宅で仕事をしている時もあります。いちいちブログで今日は休み、今日は仕事。などとは報告していませんから、天下無双の遊び人のフリをしつつ、シレーッと仕事してたりします。

 

派遣やアルバイトと違ってフリーランサーの良いところは、自分でスケジュールを立てられる点。

つまり、カレンダーとは関係なく、この日からこの日までを10連休としよう。みたいな事を普通に計画できます。裏返すと、当たり前ですが安定とはおよそ無縁で、ひょっとしたら365連休が訪れても不思議ではありません。

そのような仕組みで、私は時々10日ほどの長旅に出かけることができるのです。

 

また、私の仕事の美味しい部分として、地方取材があります。

主に観光地やそこにある名店ガイドの撮影なのですが、中には紹介などで遠くの企業のHP用撮影を依頼される事もあります。その前後を車中泊・キャラバンに充てる時もあるのです。

もちろん交通費は頂いた上でお代金を決定しますので、つまるところ旅費ゼロで旅ができる。こんな嬉しいことはありません。

当然、有能な秘書である妻をアシスタントとして伴います。

下へ続く

将来のことを考えるなら末期がん患者などしていられません

 

さて、本題のカメラマン報酬。

私は現在では新聞社や出版社、及びwebサイトの掲載物を委託されて撮影するか、自らの営業により直接依頼を受けて撮るコマーシャル写真が仕事の大半を占めています。

ギャラはぶっちゃけて言いますと、デジタル化が進んでから以降は、激減しました。

アナログの時代は、経験を積んだ熟練者にしか触れない大型中型のカメラを駆使して、ポジフィルムと呼ばれる印刷媒体向けのフィルムを使用するため、ゼラチンフィルターにて色温度を変えたりポラロイドを引いて露出を予測するなど、とても手間がかかっているので、ワンカットあたり数万円の報酬は当たり前でした。

それがデジタル化により編集者やライターにでも似たような写真が撮れるようになり、また写真学校上がりの駆け出しくんでもそれなりの画像が撮れるようになりましたので、単価は下がりました。

 

東京と大阪、それ以外の地方でギャランティに大きな差がありますが、それは掲載媒体がほぼ東京一極集中で、かろうじて大阪にも存在する程度ですので、仕方ありません。

アナログ時代に在京大手マスコミ媒体の委託を受けている時は、撮影/文章込みでページあたり3~5万円くらいでした。つまり、月刊誌で平均的な6ページくらいの連載を持つと、一社あたり月に25万前後の収入でした。それを何社か持てると、生活は成り立ちました。

私が羽振り良く、ビルダー製のキャブコンに乗っていたのはその頃です。ドワレバブルですな。

 

これには、最近話題になっていたお笑い芸人のような、マネージメント契約の手数料は入っていません。私は新聞社や出版社系では直接やり取りしていましたから、手数料などは発生しませんでした。

しかしコマーシャル写真(テレビコマーシャルではなく、商業写真の意)では個人事業主が大手企業の広告を多数受けるのは至難の業ですから、エージェントとも契約はしています。

その場合の手数料は、広告主から受領する代金の3~50%程度。

それを半分抜かれる!と思うか、半分の支払いで代わりに営業してもらい、受注から納品までのトラブルにも対処してもらえると捉えるかは、自由です。

私は使い分けています。

 

で、具体的には大手企業の広告で、HP用の店舗や人物撮影を2時間程度して、手数料を引いた2~3万円が私のギャラになります。

やっすいなぁ、と思うでしょうが、ホームページ用のデジタル画像などそんなもんです。ポスターなどならまた別ですが。

 

もっと小規模だと、例えばグルメサイトのレストラン取材で、料理3品と内観程度なら、30分から1時間ほどの拘束で¥15000くらいかな。当然、1日に2件3件と増えていけば、その分増額されてゆきます。

 

平たく言うと、時給2万円くらい。

と書くと、世の中のパートタイマーさんのひんしゅくを買うでしょうね。性風俗か!と。

しかし、その時給で一日中働く訳ではありません。1日に一件限りの時も多々あります。結果的に1日に一件のみで、1万こっきりで終わるアルバイトみたいな日もあります。実働時間は少ないですから、他のことをできますが。

 

すると、平均してみると、月に半分の15日働いたとして、15×20000で月収30万円です。これではなかなか結婚生活には踏み切れませんよね。多い月には50万円くらい見込みが立っても、ゼロの月の可能性もある訳ですから。夫婦二人なら良くても、とても教育費や住宅ローンに手が回りません。

 

しかも私は闘病中ですから、そんなに多くは働けません。

しかし、隙間を狙い、中には主治医の許可を得て入院中にも取材に出かけて、ようやくその下のほうのレベルで生活しているのが現状です。が、月に5、6日も働けばそれなりの収入になるのは、30数年間腕に職を持ち続けてきた恩恵だと思っています。

有名モデルや著名芸能人の撮影、若しくは超大企業の広告を常時抱えているならば、おそらくその数十倍の報酬を得ているでしょうが、そんなのは一握りの話です。

カメラマンではありませんが、サラリーマンを辞めてブログで月収100万円!と豪語しているのを見かけますが、果たして一生それが続くのでしょうか。他人事なのでどうでも良いですがね。息子にはして欲しくありません。

 

読んでいただいた方にとっては、どうでも良い中途半端な文章になりましたが、あいつどうやって末期がんやのに旅ばかりしてるんや?との疑問にお答えする記事でした。

さあ、頑張って死ぬまで働こ!

2019.8.26

 

ご閲覧ありがとうございました。よろしければ他の記事も覗いて行ってくださいね。 自作キャンピングカーと大型オートバイを中心に、夫婦での旅記録が主な内容です。

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