車内の自作と違法改造について/自作 バンコン キャンピングカー 〜作るのは楽しいが、触法行為は避けねばならぬ〜

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上部、天井近くに棚を作り扉を取り付ける

2019.9.2 キャンピングカー法律問題

どうも、シバク・ドワレです。

私は最近、鬼のようにマイキャンピングカーであるロケバンのリフォームを繰り返していますが、それについて、ブログ開設当初からずっと温かく見守って読んでくれてはる方からご質問をいただきましたので、ここでその回答を紹介しながら、これから自作改造しようかな、って人に簡単なアドバイスをしようと思います。

 

まず初めに、私はロケバンのことをいつもキャンピングカーと呼んでいますが、正式な登録上は8ナンバーではありますが、特種キャンピングカーではありません。福祉車両登録です。それは日産がオーテックジャパンという子会社に改造させて正式販売されている車両になります。

 

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扉取り付け完成

キャンピングカー登録では無いのにキャンピングカーと呼ぶことがおかしいとは、私は思っていません。

広義のキャンピングカーの意味は、ナンバーに関係無く、彷徨い(さまよい)旅をする目的で生活を車内で完結できる装備を有しているクルマである、と思うからです。実際に私のロケバンは、度重なるリフォームで、ビルダー製の既製品キャンピングカーよりも豪華設備が多いかもしれません。仕上がりはともかく。。。

 

ややこしいですが、今はキャンピングカー登録をしても税制上の優遇を受けられませんので、敢えて3ナンバーのままで後部をベッドに転換できるハイエースやキャラバンなども数多く販売されていますが、私はそれもキャンピングカーだと思っています。

キャンピングカー登録に必要なギャレーやコンロは、車内調理をしない人には邪魔でしかないので、それらを省いた車にサブバッテリーやテレビなどを積んで放浪するのも、立派なキャンピングカーだと思います。ビルダーはベッドカーと呼びたいみたいですが、それはいかにも怪しすぎる^^

下へ続く

グレーは避けて、ホワイトに徹する

さてさて、冒頭に書いたご質問の内容は、

「ドワレさんが日頃行なっているキャンピングカー装備は、よく知らないのですが違法改造になるのですか?」

みたいな内容の、あくまでも穏やかな雰囲気での質問でした。決して糾弾されたのではありません。

 

なぜそのようなご質問をされたのかは、私が先日、前愛車であるトヨタグランビア改キャンピングカーの懐古記事を上げたからです。

 

www.alpineclubsekitori.club

 

その記事で、グランビアの定員を二人にするべく後部座席を全部取り外して、陸運局で車検時に構造変更したと書いたので、それをせずに改造するのは違法改造なのてすか?となったわけです。

 

以下に、そのご質問に対する私の回答を引用しましょう。

 

ーーーーーーーーいただいたコメントへの回答ーーーーーーーー

〇〇さん、まいど!

え〜っと、とてもセンシティブな問題なんですけど、微妙なとこでして。。。

私のような既に8ナンバーを取得している車両は、その種別に応じた装備を積んでいないと、道路交通法の整備不良になります。

例えば、キャンピングカー登録車が、ギャレーとかコンロを下ろしていると、厳密には違反です。

昔クロカン四駆の税金逃れなんちゃってキャンピングカーが流行った時は、警察による一斉取締り、8ナンバー狩りが実際に東京では行われていました。


一方で、1,4,5とか3ナンバーの車に、コンロとかギャレーを満載していても積載量がオーバーしてない限り違反ではありません。

私のロケバンは福祉車両ですから、車椅子乗降装置を外さない限り、なにを積んでもどうやって使っても(例えば常時車椅子を運ばず、キャンプに使っても)、違反ではありません。よって、キャンピングカーの装備を載せていても違法改造には当たりません。これは陸運局運輸支所の検査技官に直接確認済みです。


ロケバンのシートを、狭くなるのに撤去しないのは、構造変更が複雑だからです。シートに人ではなく物が乗っかってるのは問題ありません。シートではない部分(座敷とか)に人を乗せて走ると、違反はグレーですが事故時の保険が下りない可能性大です。

ただ、現状は装置が座敷の下ですから、退院したら常時装置が使えるようにリノベーションする予定です。車検も近いので。。。


つまり、勝手にシートや登録要件に必要な装置を外すと違法改造って事です。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

こんな感じです。

長いので理解しにくいのは判ってるんですが、端折ってしまうと曲解の危険がありますので、全文を記載しました。

なんでこの記事を書いたかといえば、私の自作記事を読んでいただき、ひょっとしたら俺も私もやってみよう!と思われる方がいて、私の説明不足により違法改造をしてしまって摘発されたり保険が下りない事態になれば、申し訳ないからです。

上の回答を要約すると、勝手にシートや装置を外したあと構造変更手続きをしないと、違反に問われる可能性が高い、って事です。

 

また、シートを取り外していなくとも、原則的には車検時は荷物を下ろさなければなりません。

ここがキャンピングカー登録をせずにキャンピングカー内装を自作する際の最大のデメリットでしょうか。もちろん、棚などで座席やシートベルトに干渉しないものであればそのままでも良く、他にも当日車検場の屋根下に下ろせるケースもあり、あくまでも検査技官の判断に依りますからそこは断言できません。

他には、8ナンバーなら固定しないといけないもの、他のナンバーなら固定してはいけないもの、などとても複雑ですので、ここで十把一からげには説明できません。ケースバイケースです。

 

その荷物の積み降ろしや固定方法の問題はユーザー車検の場合で、民間車検場のきちんとしたところに一見で持って行くとしたら、荷物満載ではまず断られるでしょう。

 

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走行中、扉が開かないようにロックを取り付ける

当然ながら後は自己の判断、自己責任でやってもらうしかありません。

もし既製品キャンピングカーは買えないけど、自分で作ってみようかなと思われるなら、民間車検場ではなく陸運局の運輸支局に足を運んで質問の嵐を浴びせることを推奨します。そのための相談コーナーもありますし、改造前のユーザー車検時に検査技官に訊くと簡単な事柄なら調べて回答してくれる場合もあります。しかし開いているのは平日だけですし、混んでたら無理ですが。。。

 

そんな暇あるかいな!って方は、残念ながら高度な自作は厳しいでしょう。

そもそも改造する時間もないでしょうし。

私が言うのもアレですが、くれぐれもブログやHPの自慢記事に惑わされて思いつきでシートを外したりしないでくださいね。匿名記事では誰も責任は取らないし、取る義務もありませんから。

それでも、やっぱり苦労が多い分、完成した時の悦びは大きいですよ!

2019.9.2

 

ご閲覧ありがとうございました。よろしければ他の記事も覗いて行ってくださいね。 自作キャンピングカーと大型オートバイを中心に、夫婦での旅記録が主な内容です。

#キャンピングカー自作 #自作バンコン #構造変更 #違法改造 #整備不良

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