三脚の意味/撮影 〜脚をしっかり大地につけて〜

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2019.9.27 業務&趣味撮影

どうも、シバク・ドワレです。

またまた三脚について。

今日はシンプルに攻めましょう。

プロ用機材を何度も紹介(自慢?)したところで、興味の無い方やアマチュアには関係ないですからね、重たく太いだけで。

もちろん、上から目線でガンガン行きますよ。仕事には自信と自負を持っているので。

ハイアマチュアで気に触る人は、すぐにページを閉じてくださいね。

 

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今日仕事で使用したのは、国産であるベルボン製の細いカーボン三脚です。

駐車場から市民体育館のアリーナまでかなりの距離と階段があるので、携帯性を優先して現存する最小のヤツにしました。入院中ですし、抗がん剤の翌日で体力おまへんので。

 

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カーボンなので、こんなに細くて小さくても、プロ用のごく重いボディに大光量クリップオンストロボと長いレンズを搭載しても、ビクともしません。

それには訳があり、ご覧のようにレンズと脚の一本を平行にしているからです。

それを脚と脚の間にレンズを持ってくると、いとも容易く倒れます。

 

さて、何故撮影に三脚が必要なのか?

まず最初に来るのが、ブレの防止。

いわゆる手ブレとは、三脚を付けずに(もしくはせっかく三脚を据えてカメラを取り付けたのにカメラを両手で持って撮影すると)、手が震えたりシャッターボタンを押す反動で画像がブレてしまう現象です。

 

標準的スマホの三分の一くらいまでの大きさなら、写真慣れしていない人には手ブレは判らないかもしれませんね。

それくらいの微小なブレでも、商品撮影を始めとした商業写真では、使い物になりません。当然ですね。

 

それを防ぐために三脚を使用するのですが、以前お話ししたように、カーボン以外の、安価で売っているアルミ製の軽くて細過ぎる三脚なら使わないほうがマシです。

なぜなら、その細い脚自体がしなってしまい、手持ち撮影よりも多大にカメラを揺さぶる現象が起こるからです。テコの原理で、脚を長くいっぱいに伸ばしたほうが、より著しく現れます。

 

人間には、三脚ならぬ二脚(二腕?)との、どんな三脚よりも優れたモノがあるではありませんか。

その二腕を使い、脇を締め過ぎずに少しだけ身体から離して、腕をショックアブソーバーにするのです。すると衝撃は腕により吸収されて、カメラには伝わりません。

私なら、1/125以上のシャッタースピードでなら、走って撮ってもブラさない自信があります。

どんな人間工学的に優れた工業製品よりも優れているのは、人間のパーツなんです。眼球や視神経などはその筆頭ですね。いくら世界のNikonが誇るプロ機でも、ヒトの眼には敵いません。

 

オッと、私は眼科の医療機器修理業責任技術者の有資格者でしたから、つい脱線して目の話に移行してしまいました。

それくらい、カメラは人間の眼の構造をパクっているんですよ。ですので、プロカメラマンと眼科医療機器修理業は、兼業できました。

ホンマはあかんねんけど、もう時効でしょう。ワルですな〜。

 

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一点目のブレ防止には、花火や星空、夜景撮影時も当然含まれます。

花火はイメージよりもずっと明るく、フルオートで撮影するとシャッタースピードは1/60や、時には1/125以上で写る時があります。感度を上げると、必然的にもっと速いスピードでシャッターは切れます。

すると手持ちで撮れるのは良いのですが、総て花の先が止まった、点として写ってしまい、画一的な写真ばかりになります。花が流れないのです。

もちろん、一瞬で動きを止めるのですから、一つの花火しか写りにくいです。

 

それが三脚とリモコンを使用する事に因り、15秒や30秒などのロングスピードで撮ることができますから、その間に打ち上がった花火は写り込み放題です。

下へ続く

案外忘れがちなのは

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二点目の三脚使用有利点。

それは、画角を固定できる事です。なんかよくわかりませんか?

 

例えば上画像のように、富士山の写真に新幹線を入れたいとします。フォトショップなどの画像補正ソフトを言い出すと話が込み入りますから、トリミングも傾き補正も無しとします。

その時に、慣れない人が手持ちで撮影すると、おそらく端っこに他人や置物などの、一枚一枚違うものが写り込む写真になると思います。

斜めに倒れまくりで。

 

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それを防止するために三脚を使用するのですが、現状撮り鉄と呼ばれる鉄道写真マニアには、場所取りのために早くから三脚を使用したり、駅のホームや私有地など使用禁止の場所にまで持参する輩もいますから、あくまでも合法的かつモラル遵守の上での話にさせてください。

 

三脚で画角(写真がどこからどこまで写るかの範囲)を固定する事により、構図を考え過ぎてせっかくのシャッターチャンスを逃す事態を回避できます。

子供がせっかく満面の笑みをたたえているのに、背景などを気にし過ぎてシャッターを押した時には赤ちゃんが向こうを向いてた、なんてアルアルですよね。

PR(ポートレイト)に背景なんか、どうでもええんですわ。ターゲットは人物の表情ですから。

私にとっての旅での食事みたいに、ね。

 

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いざとなれば、このような明るい望遠寄りの高級なレンズをはめて絞り開放で撮れば、完全に背景はボケてスタジオのバック紙の前で撮影してるみたいに撮れますから。

あらら、これから写真を学ぼうと思ってる人には少々暴言でしたね。まあ、少しはカメラを理解してからの裏ワザということで。

 

同様に、あまりに高級なマニュアル機材にこだわり過ぎてピントや露出に時間をかける人もよく見かけますが、基礎を勉強・練習したあとはどんどんオート機能を使いまくって、まずは一瞬で構図を決められるようになって下さいね。

悩むなら撮れ、ですわ。

 

先述の新幹線画像なら、富士山は頭を切らないギリギリにズームレンズを調整して高さを表現し、あとは時速275km/hで疾走するN700アドバンスの先頭部分をどこまで入れるかを考えるだけです。

ラクですよね。

当然、相手が速いのでシャッタースピードは少なくとも1/1000以上にしなければ、被写体ブレしてしまいます。

こっちは三脚に構えて手ブレを防止しても、向こうが動いてブレてしまうのです。

 

自画自讃ばかりですが、私はそんな状況でも手持ちで同じ写真を何枚も撮影可能です。

モニタでは無く、ファインダーを覗いて撮りますが、覗いた瞬間に前の構図が頭に浮かび、同じ画角にできるのです。

当たり前か、33年もプロ生活を送っているんやから。

 

写真ビギナーのみなさん、頑張ってくださいね!

2019.9.27

 

ご閲覧ありがとうございました。よろしければ他の記事も覗いて行ってくださいね。 自作キャンピングカーと大型オートバイを中心に、夫婦での旅記録が主な内容です。

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